水原一平氏「違法賭博」、「不正アクセス罪、窃盗罪」も…清原博弁護士が見解「大谷選手から返還請求は難しい」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は1日、ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博問題を伝えた。
同番組は、今回の問題を受け、水原氏にいまだ未払いの借金があることやその支払いを水原氏が拒否できる可能性があることについて取り上げた。
スタジオには国際弁護士の清原博氏が出演した。コメンテーターとして出演した玉川徹氏が「違法な賭博による被害で、大谷さんの方から(返還)請求はできないのか?」と質問すると、清原氏は「大谷選手は違法賭博、違法賭博営業には第三者的な、無関係な立場。だけど大谷選手の銀行口座から振り込まれた事実はある。大谷選手によれば、送金は水原さんが勝手にやったこと。つまり今後、捜査が進めば、不正アクセス罪、窃盗罪などこういう犯罪行為によって送金されたことですね。ただ、注意して欲しいのは(違法ギャンブルの胴元のマシュー・)ボウヤー氏は違法賭博、違法賭博営業はしているけど、水原さんのやったと思われる、不正アクセスや窃盗、これにもし何も関わりがないとなったら、この2つの犯罪に関してはボウヤー氏は無関係になる」と説明。
「大谷選手はたしかに被害者、ボウヤー氏は違法賭博営業をしているいわば『悪者』です。とはいえども、送金に対して全く関わっていないボウヤー氏に責任を問うのは難しく、大谷選手側からボウヤー氏に直接、返還請求をするのは難しい」と見解を話した。

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