今日30日と明日31日は急な暑さに注意 東京都心など夏日予想 6月並みの気温も

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今日30日(土)と明日31日(日)は南から季節先取りの暖気が流れ込みます。最高気温は全国的に平年を上回り、東京都心など夏日(最高気温25℃以上)になる所もあるでしょう。急な暑さに注意を。
今日30日(土) 季節外れの陽気 関東は所々で夏日
今日30日(土)は南から季節先取りの暖気が流れ込み、最高気温は全国的に平年を上回るでしょう。特に、気温が上がるのが関東で、東京都心やさいたま市、熊谷市などで今年初の夏日(最高気温25℃以上)になりそうです。5月下旬並みの所が多く、春本番どころか初夏の陽気になるでしょう。九州でも最高気温は所々で25℃前後まで上がり、福岡市は24℃と日中は汗ばむくらいとなりそうです。宮崎市では27℃と6月中旬並みになるでしょう。日中は半袖で過ごせるくらいになりそうです。ただ、朝晩は薄着ではヒンヤリしますので、羽織る物で調節してください。
明日31日(日) 関東はさらに気温上昇 6月並みも
明日31日(日)は関東ではさらに気温が上がります。東京都心の最高気温は26℃と6月中旬並みの暑さになるでしょう。さいたま市や熊谷市も連日の夏日予想です。体が暑さに慣れていない時期に、急に暑くなると、熱中症になる可能性があります。特にスポーツなど体を動かす場合は要注意です。水分補給をこまめにするなど、暑さ対策をなさってください。一方で、九州では今日30日(土)ほどは気温が上がらず、20℃前後の所が多くなるでしょう。それでも平年を上回る気温ですが、日々の気温差が大きくなりますので、服装選びにご注意ください。
熱中症を引き起こす条件

熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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