前線周辺で雨雲が発達 先島諸島で滝のような雨 静岡県は土砂災害の危険度高まる

前線周辺で雨雲が発達 先島諸島で滝のような雨 静岡県は土砂災…の画像はこちら >>
今朝(29日)にかけて、前線周辺で雨雲が発達。沖縄県の多良間空港では、1時間に70.5ミリの非常に激しい雨を観測。3月としては観測史上1位の雨量に。静岡県の伊豆では、土砂災害警戒情報が発表されている所もあり、厳重な警戒を。
先島諸島で非常に激しい雨
今朝(29日)は、前線が沖縄付近から西日本を通り、東海道沖にのびています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線周辺で雨雲が発達しています。1時間降水量は、沖縄県の多良間空港で70.5ミリ(午前5時6分まで)、宮古島市城辺(ぐすくべ)で64.0ミリ(午前6時14分まで)と、滝のような「非常に激しい雨」が降りました。多良間空港では、3月としては観測史上1位となる記録的な雨量です。また、静岡県など、太平洋側の地域でも雨脚が強まっています。静岡県の天城山では、1時間降水量が35.0ミリ(午前7時まで)と激しい雨が降りました。午前7時現在、静岡県の伊豆では土砂災害警戒情報が発表されている所があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
関東にも発達した雨雲

沖縄県では、午前9時頃にかけて大雨になる所がありそうです。多い所で、宮古島地方は1時間に70ミリの非常に激しい雨、八重山地方では1時間に40ミリの激しい雨が降るでしょう。低い土地の浸水に警戒し、土砂災害、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。東海や関東は、昼前にかけて大雨になる所があるでしょう。予想以上に雨雲が発達して、大雨の範囲が広がる可能性もあります。雨雲レーダーなどで最新の情報を確認してください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする