電子レンジを使用した後、あなたは扉をどうしているでしょうか。
「ドアは閉めるのがマナー」と思っていた筆者は、電子レンジで食品を加熱後、いつもすぐに扉を閉めていました。
家族が電子レンジを使った後、よく半開きにしているので、「開けっ放しにして…」と半ばあきれながら閉めることも。
しかし、電子レンジの使用後、扉を開けておくとメリットがあったのです!
家電製品の製造や販売を行っている、東芝ライフスタイル株式会社は、自社のウェブサイトに『電子レンジのよくあるご質問』を掲載しています。
その中で、電子レンジの加熱の際に火花が散る原因の1つに、錆(サビ)を挙げました。
同社によると、庫内の汚れや水分の放置、湿気があるまま扉を閉めるなどの行動から、サビが発生しやすくなるようです。
庫内(左右側面・奥面・天井)にさびているところがありませんか。
庫内が汚れたり・水分が付いたり・湿気があるままとびらを閉めたりしていると塗装面にさびが発生し、火花の原因になります。
庫内がさびて火花が出る場合はご使用をおやめください。
東芝ライフスタイル株式会社 ーより引用
食品を電子レンジで加熱すると、水蒸気が発生。
サビのことを考えると、扉を開けたままにして、水蒸気を逃がしたほうがいいでしょう。
電子レンジのサビ対策をしている人は、ネット上で「サビたら嫌なので、使用後は水分をふきんで拭き取って、1時間ほど扉を開け放っています」とコメント。
長く使えるよう、電子レンジは丁寧に扱っていきたいですね。
もし自宅の電子レンジにサビが発生していたら、日々の手入れや、使用後の状態を見直したほうがよさそうです!
[文・構成/grape編集部]