新潟地方検察庁は２５日、２０２３年７月と１０月に新潟県三条市内で、全介助が必要な２０代女性に対し、淫らな行為を行い、その行為を動画で撮影した罪で元団体職員の男を追起訴しました。男はこれまでに強制性交等致傷などの罪でも起訴されていました。
不同意性交等と性的姿態等撮影の罪で追起訴されたのは、新潟市南区に住む無職の細海敏也被告（４４）です。
障害者支援などをする団体の元職員で、当時、利用者の送迎などを担当していた細海被告。
２０２３年７月２０日と１０月１９日に全介助が必要な２０代女性に対して、送迎時の車内で淫らな行為をしたほか、その行為をスマートフォンで動画撮影していた罪に問われています。
細海被告は抵抗ができない同じ女性に対して、２０１９年から５年にわたってわいせつ行為を繰り返し、これまでに４回逮捕されていて、不同意性交等致傷や準強制性交等など６つの罪で起訴されていました。