沖縄都市モノレールは22日、昨年8月に導入した3両車両を4月から2編成増やし、計4編成で運行すると発表した。1日に3編成目が、26日に4編成目がそれぞれ那覇空港駅から午前6時56分に出発する。
3両車両は現在、2両車両を含めた全23編成のうち2編成で、1時間に1~2本で運行している。
同社は4月以降の3両車両の運行について「日常的な点検などがあるため単純に運行数が倍になるわけではないが、乗車する機会は確実に増える」と説明した。
2両のみで運行していた際の1日の平均乗客数は浦添方面に延伸した2019年度に過去最高の5万5766人を記録。コロナ禍で20年度に3万44人へ落ち込んだが、21年に3万2263人、22年に4万6326人と回復傾向にあった。
3両車両を導入した23年度は2月末までの統計で5万4490人となり、過去最高に迫っている。30年度までに9編成まで増やし、7万2千人になると見込まれている。 (政経部・銘苅一哲)「乗車機会は確実に増える」ゆいレール3両車両 4月に2編成を…の画像はこちら >>