水原一平氏「問われる可能性のある罪」は?「DayDay.」樋口一磨弁護士が解説 大谷翔平が「罪になる可能性は…」

日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜・午前9時)は22日、ドジャースが21日に大谷翔平投手の通訳を務めてきた水原一平氏が違法なスポーツ賭博などに関わっていたとして、解雇したことを報じた。
20日(日本時間21日)付の複数の米メディアは、同氏が賭け屋(ブックメーカー)に多額の借金があり、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたと伝えた。同氏は大谷が賭博に関与していないと主張している。
一連の報道を受け、国際弁護士の樋口一磨氏が出演し、水原氏が「問われる可能性のある罪」について「窃盗または横領」、「違法賭博だった場合」などについてそれぞれ説明。番組では、水原氏の違法賭博による借金返済を巡る発言で、19日には「大谷選手が借金を肩代わりすることに同意した」といった内容だったのに対し、20日には「大谷選手は何も知らなかった、全ては私の責任」と話したことを取り上げた。
樋口氏によると「仮に20日におっしゃっていたことが事実だとそれば、大谷選手は何も関係なかったという形になる。ただ仮に19日のですね、大谷選手が借金があることを知っていたとしても、何をどこまで知ってお金を出したのかというところで変わってくる」と説明した。
MCを務めるお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太が「場合によっては大谷選手も罪になってくることも?」と尋ねると、樋口氏は「大谷選手は関わり方によって異なるが、罪になる可能性は極めて低いと思います」とコメント。
「知っていたといっても、どこまで知っていたのかですよね。合法なギャンブルもある中で単に水原さんが『ギャンブルで借金を作っちゃったんだ、助けてくれ』『いいよ』と、これは合法なもので作った借金の肩代わりなので問題ないですね。仮にカリフォルニアで違法な物で借金を作ったというと、少なくともそれに対しての肩代わりが道徳、倫理的な、違法な原因で作った借金の肩代わりはどうなんだという議論はあるのかもしれませんが、ただそれも大谷選手がお金を貸してギャンブルしなよと言ったわけではないし、水原さんがご自身の判断で結果的に違法だったギャンブルを終了したあとに、その事後処理で大谷選手が肩代わりしたということになると、別に大谷選手によってギャンブルがしやすくなったという関係に立つわけではないんだと思いますので、その場合でもあまり問題はないのかなと思います」と見解を示した。

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