「指詰めろ」と県職員が部下に発言 パワハラで男性職員を戒告処分 去年も総務部長が部下の頭をペンで叩く行為 岐阜

岐阜県は、部下2人に対し「指詰めろ」などとパワハラ発言をしたとして、60歳の男性職員を懲戒処分としました。
戒告処分を受けたのは、岐阜県環境生活部の部長級の男性職員(60)です。県によりますと、この男性職員はおととし5月、仕事の打ち合わせの際、部下の職員に対し「次、何かあったら、おめぇら、ただじゃすまさんぞ、指詰めだぞ」などとパワハラ発言をした他、去年5月にも同様の場面で別の職員に対し「指詰めろ」と叱ったということです。
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いずれも相手は、課長補佐級の男性職員だということです。
処分を受けた男性職員は「冗談や軽口で、業務上の指導ではない」とした上で、「相手の気持ちを害して申し訳ない」と話しているということです。
また、岐阜県では去年11月、総務部長が部下の頭をペンで叩いたパワハラ行為を受けて「ハラスメント防止対策本部」が設置されていて、この男性職員も本部の構成員として加わっています。
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岐阜県の古田肇知事は「去年11月の総務部長によるパワーハラスメント事案の発生後、さらに部長級職員による同様の事案が発覚したことは、極めて遺憾なことだと考えております。これまで組織体制の強化や職員研修の充実を図り、重層的にハラスメント対策を強化してきました。今後も継続して対策を積み重ね、ハラスメント防止に努めてまいります」とコメントしています。
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