住宅街の小学校がなくなる? 少子化による統廃合が進む名古屋市 4分の1が1学年に2クラス作れない「小規模校」

(夏目みな美キャスター)過疎地ではない名古屋でも、少子化による小学校の統廃合が進んでいるんですね。
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(大石邦彦アンカーマン)1学年2クラス作れない小学校のことを『小規模校』と言いますが、これが統廃合の可能性があるんです。名古屋市内、まとめてみました。赤い点が小規模校、実は市内の小学校261校の内、66校もあるんです。詳しく見ていくと、名古屋の中心となる中区や中村区といった都心部に多く、またそれだけでなく周辺に、特に南部にも広がっています。
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以前取材した、名古屋市中区、地下鉄伏見駅のほど近くにあった御園小学校の運動会です。徒競走で走る児童も少ないし、綱引きは3対3という少人数による戦いでした。これは2018年の様子ですが御園小は去年統廃合され、丸の内小学校となりました。
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(夏目キャスター)今後も、この傾向は続くのでしょうか?(大石アンカーマン)名古屋の小学校統廃合をまとめてみました。昭和の時代は少子化ではなかったので、統廃合はありませんでした。平成になってから進んできました。令和になって今後も、2026年には千種区で、2027年には港区でそれぞれ2つの小学校が統合される計画です。
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これまでは、商業地での統廃合が目立っていましたが、今後は住宅地でも進んでいきそうなんです。少子化時代の学校教育の在り方も今後も変わっていきそうです。
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