フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜・午前8時)は20日、自民党の派閥裏金事件の関係議員の処分を巡り、複数の自民党関係者によると今月中か4月上旬にも問題が発覚した安倍派、二階派の現職議員80人を処分する案が浮上していることを報じた。
また、野党4党が安倍派幹部ら6人の国会での証人喚問を求めることで一致したことも伝えた。
スタジオでコメンテーターの若狭勝弁護士は、処分について「少なくとも離党の勧告を80人のうちの何人かはしないと国民はまったく納得しない。自民党に対してのアゲンストの風がさらに吹き出すと思う」と指摘した。
その理由を「コロナの緊急事態宣言下で自民党の議員が3人、銀座で深夜、飲み食いしていたことで3人が離党しているんです。その時は自分たちが離党届を出しますと言っておきながら、自民党の方は、いやいや待て、と。自民党として処分をするから、離党届を出したんじゃすまないよ、と。離党勧告いうことで離党したんです」とし「その時の銀座3兄弟と言われているんですけど、それは道義的に問題はあると思うんですけど法律違反をしたわけではなかった。でも、今回は政治資金規正法違反で多くの人が告発をされている。検察の取り調べも受けたというようなことなんで、レベルとしてはかなり今回の方が重いと思う。そうだとすると、銀座3兄弟が離党勧告で今回は離党勧告さえも誰もしないとなると、これは相当軽すぎるんじゃないの?という言い方が広まると思います」と解説していた。