餅はお正月に食べることが多く、それ以外の時期はあまり食べる機会がないかもしれません。お正月をすぎて余った餅は、冷凍保存しておくのがおすすめです。
本記事では餅の冷凍保存のコツについて紹介します。
お正月に食べきれずに余った餅をそのままにしておくと、カビが生えて食べられなくなってしまう可能性があります。冷凍すれば長期の保存が可能で、長く餅を楽しめるでしょう。
耐熱ガラス容器で有名な『iwaki(イワキ)』を製造・販売している『AGCテクノグラス株式会社』の公式ホームページでは、餅のおいしさや食感を保ったまま冷凍する方法とコツを紹介しています。
市販の餅と手作りの餅に分けて、コツを見ていきましょう。
市販の餅の冷凍方法は以下の通りです。
1.餅を1個ずつ空気に触れないようにラップに包む
2.保存容器に入れ、冷凍庫で保存する
AGCテクノグラス公式 ーより引用
開封済の餅は上記の方法で保存しますが、個包装を開封していない場合は、そのまま保存容器に入れて冷凍してください。
また未開封の場合は賞味期限がまだ先である場合が多いので、そもそも冷凍する必要があるかどうかを確認しましょう。
手作りの餅の冷凍方法は以下の通りです。
1.餅を食べやすい大きさにカットする
2.つきたてで餅が熱い場合は粗熱をとる
3.餅を1個ずつ空気に触れないようラップに包む
4.保存容器に入れ、冷凍庫で保存する
AGCテクノグラス公式 ーより引用
手作りの餅の場合は、冷凍前にカットしておくのがポイント。使う時に使いたいだけすぐに取り出せ、調理の時短につながります。
※写真はイメージ
冷凍した餅を解凍する方法はさまざま。AGCテクノグラスの公式サイトでもいくつか紹介されています。
冷凍した餅を鍋に入れる場合は、解凍せず凍ったままでの調理が可能です。もし自然解凍してから使いたければ、冷蔵庫に移して数時間置いておきましょう。
短時間で解凍したい場合は、電子レンジを使うのがおすすめです。
1.耐熱皿にオーブンシートを敷き、その上に餅をのせる。
2.ラップをかけずに加熱すれば完成。
このやり方ならモチモチ食感の餅に仕上がります。つきたての餅のようなやわらかさにしたいなら、水に浸けてから加熱しましょう。
なお加熱時間は餅の大きさによって異なります。様子を見ながら加熱してください。
このほかにも、トースターやフライパンで加熱する、ゆでる…といった解凍方法もあるようです。食べ方に合わせて解凍方法を変えてみてはいかがでしょうか。
開封した市販の餅や手作りの餅は劣化しやすく、カビの発生や変色の原因になります。冷蔵庫で保存しても1~2週間程度しか保存できません。
しかし冷凍保存すれば、開封後でも6か月程度の保存が可能です。ぜひ紹介した冷凍方法で餅を長く楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]