秋篠宮妃紀子さま、日赤施設視察 義肢製作過程に感心 千葉市

秋篠宮妃紀子さまは18日、千葉市内を訪れ、名誉副総裁を務めている日本赤十字社の関係施設を視察された。献血推進に貢献する団体の代表と懇談したほか、義足の製作過程をつぶさにご覧になった。
紀子さまは県赤十字血液センターの運転免許センター献血ルーム(美浜区)で、県学生献血推進協議会会長の竹林真希さん(20)らと面会。県赤十字会館(中央区)に移動後、県赤十字地域奉仕団副委員長の江野沢真利子さん(73)らから活動についての説明を受けられた。
日赤で唯一という同館の義肢製作所にも足を運び、職員の説明に熱心に耳を傾けた。「素材は何ですか」「子ども用の義足はあるのですか」などと尋ね「大切に一つ一つ作られているのですね」と感心していた。
竹林さんは面会後「活動に感謝の言葉をもらった。今後もいろいろな活動をしていきたい」と話した。江野沢さんは紀子さまから体調を気遣う言葉があったといい「温かい言葉をいただいた。活動の励みになった」と振り返った。
紀子さまは昨年7月、千葉市で開催された献血運動推進全国大会に出席予定だったが、新型コロナに感染し取りやめになっていた。

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