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地熱発電の仕組みや地元の地熱資源に理解と関心を深めてもらおうと、高校生向けの特別授業がこのほど、福島県と宮城県内の高校で開かれた。エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が企画した。
初めに地熱発電の仕組みやそれぞれの地元の状況を解説。日本は世界3位の地熱資源量を持つが、実際に利用されている発電設備容量は第10位(2020年時点)であることや、余熱や熱水を利用して農業・観光振興など地域経済に貢献できることなど、地熱発電の特徴も紹介された。一方、地域との共生を前提に開発には十分な配慮が必要だとする課題も説明された。
受講生徒からは「十分活用されていないのが意外だった」「地域や環境への配慮があり、地域活性化に貢献できるメリットを知って興味深かった」などの声が聞かれた。地元の地熱発電を学ぶ JOGMECが高校で授業 地域との共生…の画像はこちら >>