電子レンジで加熱はNG 見落としがちな6選に「げっ!」「危うく…」

食品の加熱に欠かせない電子レンジ。ボタン1つで加熱できる便利さに、「もう手放せない!」という人も多いでしょう。
しかし何でも加熱できるわけではありません。温めNGの料理や容器には注意が必要です。
電子レンジは大変便利な家電ですが、食材や容器によっては使用できない場合があります。
使い方を誤ると、電子レンジの故障や思わぬ事故が起きてしまうことも。
家電のグローバルブランドとして知られている『Haier(ハイアール)』が公式サイトで紹介している内容を参考に、電子レンジで加熱できない食品や容器を押さえておきましょう。
卵は、殻付きの卵、生卵、ゆで卵などすべて電子レンジ調理は不可です。どうしても加熱したければ、破裂防止のために、生卵を溶いておいたりつまようじで黄身に穴を空けたりするなど工夫しましょう。
たらこ、ウインナー、トマトのように薄い皮や膜に包まれた食品は、レンジで加熱すると破裂する恐れがあります。カットしたり切り込みを入れたりして、蒸気の逃げ道を作るひと手間かけてから加熱しましょう。
イモ類、ニンニクなどの水分量が少ない食材は、焦げやすい上に発火する危険性があります。水をかけてラップをし、水分が逃げない状態で加熱してください。
水を入れた容器を別に用意して一緒に温めるのもおすすめです。水を入れた容器から蒸気が発生するので発火を防げます。
カレーやシチューなどの粘度が高い液体は、瞬間的に沸騰してレンジ内に飛び散ってしまうことがあります。ラップをかけて少しずつ様子を見ながら加熱しましょう。
鷹の爪やドライフルーツのような乾物には水分がほとんど含まれていないため、加熱によって発火する恐れがあります。これらの食品は、電子レンジを使って加熱するのは避けましょう。
厚みのある肉を電子レンジで加熱すると、表面が先に温まります。すると内側から水蒸気が逃げられない状態になり、爆発する恐れがあるため大変危険です。
加熱する際は、肉の表面に穴を開けるほか、湯煎での加熱を検討するなどしましょう。
食品以外にも電子レンジの利用がNGのものがあります。
ペットボトルや缶をそのまま電子レンジで加熱してしまうと、容器が変形するだけではなく、最悪の場合は爆発する危険性があります。電子レンジに対応している容器に移してから温めましょう。
電子レンジでの加熱は大変危険です。火花が発生したり、レンジの故障につながったりする恐れがあります。なおオーブン機能であれば、アルミホイルの使用が可能です。
紙皿・紙コップ・紙袋など、紙製の容器をレンジ加熱すると焦げや発火の原因になります。耐熱容器に入れ替えてから温めてください。
電子レンジの庫内に汚れが付いていると、発火することがあります。そのため、庫内の定期的な掃除が大切です。
電子レンジは、食品を温めているだけなのできれいな印象がありますが、食品のカスや油、水垢などが付着しています。
そのまま放置して使用を続けると発煙・発火につながることも。気付いたときに汚れは取り除くようにしましょう。
ハイアール公式 ーより引用
電子レンジは普段の調理に便利ですが、温めるものや庫内の汚れ具合によっては、破裂や発火など危険な状況を招きかねません。
加熱できるかどうかの確認や庫内の掃除を徹底し、安全に使いましょう。
[文・構成/grape編集部]

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