「素晴らしい出来栄えに感動」 沖縄の高校生が企業の記念ロゴマークを制作 海洋食品50周年で企画

【浦添】浦添商業高校の生徒が、創立50周年を迎える海洋食品(浦添市、関口博志社長)の記念ロゴマークの制作に取り組み、2月28日に最終選考会が行われた。生徒から寄せられた270点を同社関係者が審査し、発想力豊かな3点を選んで表彰した。(浦添西原担当・比嘉直志)
同校を卒業した同社社員から学校に打診があり、学校は快諾。授業の一環として生徒が取り組んだ。最終選考会では生徒7人が登壇し、デザインの理由や作品に込めた思いをプレゼンテーションした。

最高賞の金賞に輝いたのは、携帯電話のアプリを使ってロゴを制作した3年の奥本芭奈さん。丸を組み合わせて数字の「50」を作り、社員一人一人の努力が50周年に結び付いたことを表現した。左右と上下に引いた5線で、同社の歴史が過去と未来へとつながる様子を描いた。奥本さんは「イメージがロゴで伝わり、うれしい」と喜んだ。
社長賞には2年生2人の作品が選ばれた。
江田舞乃さんは魚が数字の0から飛び出し、50周年を契機に再スタートを切る勢いを表現した。池村泰樹さんは社是にある「感謝」の気持ちをハートに託した。
関口社長は「高校生が会社のことを懸命に勉強して、ロゴに表現してくれた。素晴らしい出来栄えに感動している。ロゴは式典で披露したり、商品パッケージに使ったりしていきたい」と喜んだ。

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金賞に選ばれた奥本芭奈さん考案の海洋食品創立50周年ロゴマーク

江田舞乃さんの作品

池村泰樹さんの作品

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