「ホテルのカーテンは開けるな」 セキュリティ専門家が教える宿泊先での被害回避術

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暖かくなり、旅に出る人も増えるこの季節。ホテルに宿泊する機会もあるが、どこにいても「100%安全」とは言い切れない。そこで覚えておきたいポイントや注意点について、『The Mirror』など海外メディアが紹介している。

国内外で旅をする人の中には、「ホテル宿泊も大きな楽しみのひとつ」という人も多い。しかしホテルなど宿泊先で、盗難などの被害に遭う人は少なくない。
ボディガード、また時には調査員として活動するアーロン・ボンドさんは一部メディアに対し、客ができる対策に言及。まず「客室内のカーテンは開けないほうがいい」と主張し、開けたままの状態だと犯罪者に室内の動きを把握され、侵入されるリスクが高まると説明した。

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またアーロンさんによると、ホテル滞在中は旅のプランについて大声で話すことを控えるべきだという。犯罪者に予定を知られたら、不在の時間に客室に侵入されるリスクが高まるからだ。
宿泊に利用する客室も、下の階は比較的狙われやすい。もし選べるのであれば希望を伝え、できれば3階から5階の部屋に宿泊するといい。そこであれば、万が一の非常時に避難しやすいという利点もあるのだそうだ。

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小型の隠しカメラが仕掛けられているケースもあるため、客室に入ったらまず室内を入念にチェックする。かなり小さく目立たないタイプの物もあるため、気を付けておくほうがいいそうだ。
特に他人が何かの理由で客室に入った場合、不審なものが残されていないか必ず確認する。また部屋を暗くし、スマートフォンのカメラで室内をスキャンしてみるのもいい。そうすることで、隠しカメラのレンズを見つけることができるケースがあるそうだ。

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過去にはアメリカ、また中国でも「ホテルの客室のベッド下に遺体が転がっていた」とする報道が何度かなされている。
あえて見ない場所だけに、犯罪者が隠れている可能性もゼロではない。少し前にはある客室乗務員が「ベッドの下にペットボトルを転がしてみてほしい」と提案。「反対側にボトルが転がり出なければ、人が隠れている可能性がある」「その場合はすぐにホテル従業員か旅仲間に調べてもらうべき」と主張して話題を集めた。

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