全スタッフ同時退職でディスカウントストアが一時閉店に 「休み…の画像はこちら >>
突然の展開を受けたスタッフが同時に辞め、一時的に閉店状態になった店がある。しかしその後、店側が元スタッフらの主張に猛反論していることを、『LADbible』など海外のメディアが伝えている。
9日、アメリカ・ウィスコンシン州ミネラル・ポイントにある人気ディスカウントストアの様子は、いつもとまるで違った。毎日6人のスタッフが店で客を迎えていたのに、その日は誰ひとりとして出勤する気配がないのだ。
そして入り口ドアには、「私たち、退職します! 素晴らしいお客様たちに感謝いたします。皆さんのことが大好きです。皆さんのことを、恋しく思うことでしょう」と書かれた紙が貼られていた。
店内には別の紙が貼られていたといい、そこには「全員辞めます」「私たちは感謝されていないし、仕事が多すぎる」「なのに賃金が不十分」といった内容が書かれていた。
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スタッフらとともに退職した元マネージャーのトリーナ・トリボレットさんが一部メディアの取材に応じ、休みなく働き続けていたことを告白。「(退職したおかげで)クリスマス以来、初めて休みが取れました」と語った。
また「厳しい会社のポリシーゆえに、消費期限切れではない物まで廃棄するはめになった」などと話し、困っている家庭に寄付できるような食品まで廃棄するシステムも、退職の要因になったと明かした。
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一方で店側は、スタッフらの同時退職から約3時間後に営業を再開。新しいスタッフも雇ったことなどを公表している。
また食料の廃棄にも言及し、地元のフードバンクなどに大量の食料を提供してきたと強調。ただ食の安全を最優先していると説明し、食料寄付に関するガイドラインに沿っているに過ぎないと主張した。
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この件を報道で知った人たちからは、「仕事がある。それをありがたいと思う日も来るのではないか」「逆に羨ましい。残業できる職場が理想」といった声があがっている。
ただ、「毎日休みなく働くのはやはりキツい」というコメントもネット上には多数書き込まれている。「仕事そのものではなく、上司が嫌で仕事を辞める人が多い」と考えている人も多いようだ。