帰宅したら家の中がめちゃくちゃ ベッドの下に隠れていた『犯人』に背筋が凍る

2024年2月14日、イギリスのワイト島に住むシャーロットさんが外出先から自宅へ戻った時のことです。
ドアを開けて家に入ろうとした彼女は目を疑います。
なぜなら…家の中がめちゃくちゃに荒らされていたからです。
あらゆるものが足元に落ちていて、キッチンの戸棚に入っていた食品が床に散乱していました。
その様子を見たシャーロットさんは「空き巣に入られた」と思ったそう。
しかし、裏口のドアに穴が開いているのを発見して、『犯人』は人ではなく動物だと確信します。
階段にはドアを引っかいたことによる木のくずが散らばっていたため、『犯人』が2階にも移動したことが分かりました。
寝室の1つは荒らされていて、ドアが閉まっていた別の寝室は無事だったといいます。
「一体どんな動物がこんな心ない破壊行為をしたの?」と困惑するシャーロットさん。
そして彼女がベッドの下を覗き込むと…そこにラーテルが隠れていたのです!
別名ミツアナグマとも呼ばれるラーテルはイタチ科の肉食獣で、気性が荒く獰猛なのだとか。
シャーロットさんはすぐにラーテルの保護団体『Badger Trust Isle of Wight』に助けを求め、ラーテルは保護されました。
そのメスのラーテルは彼女の家の塀から裏庭に落ちてしまい、パニックになってドアを破壊して家の中に侵入したと思われるそう。
そのまま室内で食べ物を探したり、出口を求めてドアや家具を壊したりしたようです。
保護された後、ラーテルは安全な場所で自然に帰されました。
ワイト島ではラーテルの生息地を守るための保護活動が行われています。
幸いシャーロットさんもラーテルも、ケガはしていなかったとのこと。
家を破壊されたのは災難ですが、金品狙いの空き巣でなかったのが不幸中の幸いと思うしかありませんね…。
[文・構成/grape編集部]

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