「和太鼓の力をひしひしと感じた」 400年以上の歴史がある石川・輪島市の「御陣乗太鼓」を愛知で披露

能登半島地震の被災地、石川県輪島市で受け継がれてきた太鼓。その演奏が、東海地方で披露されました。17日、愛知県西尾市で開かれた「西尾千人太鼓」。5年に一度、打ち手が1000人集まって、一斉に太鼓を演奏するイベントです。
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この「千人太鼓」にことし、特別ゲストとして招待されたのが…(西尾千人太鼓・山田純平総合プロデューサー)「能登の『御陣乗太鼓』という方々が被災されたと聞いて、何とか立ち上がろうとしているのを見て、その翌日に電話した」
能登半島地震の被災地、石川県輪島市の伝統芸能「御陣乗太鼓」。招待された打ち手の6人は、石川県内の避難所で生活しています。17日は、観客1500人が見守るステージへ。
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400年以上にわたって受け継がれてきた「御陣乗太鼓」。上杉謙信の軍勢が攻め込んで来た時、鬼や亡霊のお面などを付けて太鼓を打ち鳴らし、軍を追い払ったことが由来と言われています。
フィナーレでは、全国から集まった打ち手と西尾市民の約1000人が被災地の復興を願って力強い演奏を披露。観客を楽しませました。
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(御陣乗太鼓保存会・槌谷博之代表)「感激している。じーんと来たところがある。和太鼓の力というものをきょうひしひしと感じたし、これを能登半島地震の復興のために石川県に帰って、太鼓をたたいて被災者の力になればいいと思う」会場には募金箱も設置され、集まった支援金は全額、御陣乗太鼓の復興にあてられるということです。
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