追い焚きと足し湯、お得なのはどっち? 東京ガスの解説に「今知れてよかった」

お風呂の追い焚きや足し湯をする際、できればガス代や電気代を抑えたいもの。
『東京ガス』の運営サイト『ウチコト』では、追い焚きと足し湯のコスト差について解説しています。
追い焚きも足し湯も「温かいお湯を足す」というイメージですが、『ウチコト』によると、そもそもの仕組みに違いがありました。
足し湯:浴槽の冷めたお湯を適量捨て、設定した温度のお湯を浴槽に足すこと。
追い焚き:一度冷めたお湯を吸い上げ、給湯器内で温めてから浴槽に戻す仕組みのこと。
この場合どちらがガス代や水道代が高くなるのでしょうか。
『ウチコト』では足し湯・追い焚きそれぞれにかかるコストを以下のように算出しています。
1回の足し湯にかかるコスト
水道代+ガス代=13.3円
1回の追い焚きにかかるコスト
ガス代8.7円~26.1円
(2時間放置してから追い焚きした場合と6時間放置してから追い焚きした場合で試算しています)
東京ガス『ウチコト』 ーより引用
この比較だけを見ると「足し湯のほうが断然お得!」と思うかもしれません。
しかし追い焚きの場合は、お湯がどれくらい冷めているかによってガス代が変わるため、場合によっては追い焚きのほうが経済的になることもあるのだそうです。
また快適性に着目した場合は、足し湯より追い焚きがよいといえます。
追い焚きは自動で設定温度までお湯の温度を上げてくれますが、足し湯は自分で湯温を確かめなければいけないためです。
確かに足し湯の場合は、「思ったより冷たかった」「思っていたより熱かった」ということも考えられます。追い焚きなら自分好みの温度に自動的に整えられるため、快適にバスタイムを楽しめるでしょう。
※写真はイメージ
『ウチコト』ではガス代の節約に役立つコツも発信しています。
お風呂の『自動保温機能』がONになっている場合、お湯を張ってから30分経過するとこの機能が作動。家族で間隔を空けずに入浴すれば、余計なガス代はかかりません。
浴室のスイッチで追い焚きを作動させると、設定温度になった後でも余分な追い焚きを続けるそうです。
しかしキッチンの追い焚きスイッチなら、設定温度になれば止まるようになっているため余計なガス代がかかりません。
快適な湯温はバスタイムに必須です。上手に節約しながら追い焚き機能を使いこなし、温かいお風呂でリラックスタイムを過ごしましょう。
[文・構成/grape編集部]

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