派閥の裏金問題に揺れる自民党は17日、党大会を都内ホテルで行った。
岸田文雄首相(66)は演説で、裏金騒動について「総裁として心からおわびを申し上げる」と陳謝した。派閥の政治資金問題を巡る関係議員の党処分については「茂木敏充幹事長に結論を得るよう指示した」と明言。対立が続いているとされる茂木幹事長に早急な処分を迫った。さらに「不記載の金額や程度、これまでの役職などの議員歴や説明責任の果たし方など状況を総合的に勘案し、厳しく対処する」と決意。茂木氏は党大会後に「一律に全員が同じ処分ということにはならない」「上に甘く下に厳しい組織であってはならない」などと述べた。
今回の党大会では、党則の改正なども決定された。「政策集団の在り方」については「旧来の『派閥』の存続と新設を禁止」と明記。会計責任者が政治資金規正法違反で逮捕・起訴された時は、議員本人に対しても離党の勧告などの処分を行うことができるとした。さらに、会計責任者の有罪判決が確定した場合も「除名又は離党の勧告の処分を行う」とした。
この日発表された、今年度の運動方針のタイトルは「政治を刷新し、改革の道を歩む 深い反省に立ち、かならず変える、かならず変わる」。長すぎる文章にアピールポイントをぶち込み、政治不信の払拭へ躍起になっていた。