任期満了に伴う横芝光町長選は17日に投開票され、現職で無所属の佐藤晴彦氏(67)=4期=が、元兵庫県議でコンサル会社代表の無所属新人、小西彦治氏(52)を破り、5回目の当選を果たした。
2016、20年は無投票で、選挙戦は12年ぶり。投票率は42・45%で、前回選挙戦の12年(68・47%)を26・02ポイント下回った。当日有権者数は1万8988人(男9270人、女9718人)。
06年の合併による横芝光町誕生直後の町長選で初当選した佐藤氏は、町政運営の実績をアピールし、支持を広げた。成田空港機能強化や銚子連絡道路延伸など町内と近隣で進む交通インフラ整備を見据え、横芝光インターチェンジ周辺開発も重点施策に掲げた。
無投票や多選の阻止のため全国の首長選に出馬を重ねる小西氏は、防災施策や子育て世帯支援を主張したが、及ばなかった。