テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は15日、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、参院の政治倫理審査会が14日に開かれたことを報じた。
安倍派の参院側会長だった世耕弘成前参院幹事長が出席し、2022年に安倍派が資金還流を復活させた経緯への関与を否定した。「関与したこともなければ、報告、相談も受けていない」と述べた。改選対象の参院議員に販売ノルマと超過分の全額を還流する参院安倍派の「独自ルール」についても承知していないとした。
参院政倫審での審査は1985年の設置後初。先の衆院政倫審と同様、報道機関に全面公開で実施された。
裏金事件で解散を決めた安倍派は長年、パーティー券販売ノルマの超過分を議員に還流してきた。22年に会長だった安倍晋三元首相の指示で中止を決めたものの、安倍氏の死去後に復活した。
政倫審に出席した自民党安倍派の西田昌司元政調会長代理は「世耕さんの答弁にまったく納得できない。安倍氏が還流をやめるよう言ったのに、それを積極的に続けていた派閥の幹部は責任重大だ」と述べた。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は西田氏の幹部への批判を「あたかも自分たち幹部じゃない人間は責任が小さいみたいな。国民から見れば五十歩百歩ですから責任のなすりつけあいみたいな様相も呈している」と指摘していた。