カタボシイワシ爆釣…堤防でサビキ入れ食いです…釣りガール三浦愛の愛LOVEフィッシング

今回は、お散歩がてらのんびり堤防釣り。焼津港でカタボシイワシに狙いをつけました。サビキ釣りで釣れるわ、釣れるわ。10分ほどで30尾超えと、無限に釣れるのでは、と思うほどの“爆釣”状態。しかも、食べると、びっくりするほどおいしい! カマスにも挑戦しましたが、こちらは釣るのが難しく、むしろハマりそうです。
***
この時期は風の吹く日が多いので、のんびりと港での釣り。港を車で通りかかったときに年配の方たちがサビキでなにやら大きめの魚を釣っていました。遠めからだったので何を釣っているか分からず。ということで早速釣りへ! サビキ仕掛けは万能な「ママカリサビキ」をチョイス。白い皮がハリ元に付いています。
仕掛けの一番下にコマセを入れるカゴをセットします。少しとかした冷凍のアミエビコマセを8分目くらい入れ、海にゆっくりと落とします。下のカゴが見えなくなり、仕掛けが全て海に入ったところで糸を止めます。するといきなりサビキさおがしなり、ぎゅっと引きずり込まれそうに! これはいい魚だと仕掛けを巻き取ると上がってきたのは、20センチ以上のカタボシイワシ。これが3尾サビキにかかると上げるのが一苦労でした。
エサを落とした水面をのぞくと、ワラワラとエサをついばむカタボシイワシたちが見えます。無限にいるようです。カタボシイワシが釣れるようになったのは最近の話のようで、静岡に移住してきた6年前にはなじみのない魚でした。元々南方の方で良く釣れる魚ですが、環境の変化からでしょうか、最近こちらにも勢力を伸ばしてきているようです。
イワシという名前が付いてますが、ニシン科サッパ属。見た目はサッパやコノシロです。それらと見分けるのも難しく、目の横に黒い点のないコノシロという感じです。
サビキはママカリを使いましたが、サバ皮でもピンクサビキでもなんでも釣れました。後半は、コマセをまかずともすごい勢いで針に掛かりました。日が暮れる寸前から小さな魚(ベイト)を魚食魚が追ってるようで水面がパシャパシャと盛り上がっていました。
一緒に来ていた友人がルアーを投げてカマスを釣り上げたのを見て私も挑戦しましたが、不発。翌日もサビキでカタボシイワシを狙いつつ、ケミホタルとエサにキビナゴのふかせ釣りでカマスをゲットしました! カマスは水面下で小魚を狙っているので、その層をふわふわとエサのキビナゴを漂わせていると釣れます。ただ、カタボシのようには簡単に釣れず、食いが立つ(エサを食べる)時合がとても短く感じました。
カタボシイワシはコノシロ同様小骨が多い魚ですが、酢漬けにして4日おくと小骨も気にならず、とてもおいしいです。私は酢がちょっぴり苦手なのでレモンとリンゴ酢で漬けましたが、優しい味でおいしかったですよ! これは釣る価値ありです!
(三浦 愛)
カタボシイワシの酢漬け
▽材料 カタボシイワシ(20センチ程)10尾、レモン半分、お好みの酢(今回はリンゴ酢)150ミリリットル
▽作り方
〈1〉カタボシイワシは三枚おろしにして塩を振り冷蔵庫で30分寝かせる。
〈2〉水を張ったボールに氷を入れて冷やし、魚を洗う。洗ったらキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
〈3〉ジッパー付きの保存袋に魚、酢を入れ、レモンを絞る。
〈4〉そのまま冷蔵庫で3日寝かせる。
〈5〉酢を拭き取り食べやすい大きさに切って完成。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする