北陸 新幹線「金沢~敦賀」開業の16日に向けて春本番へ その…の画像はこちら >>
このあと、西高東低の気圧配置は西から緩み、上空の寒気は次第に弱まるでしょう。北陸地方の天気は、西からゆっくり回復に向かう見込みです。14日(木)は、はじめ北陸東部の新潟を中心に雨や雪で局地的に雷を伴いますが、15日(金)と16日(土)は各地で概ね晴れて春本番の陽気となるでしょう。花粉の飛散量が増えることが予想されますので、万全の対策をするようにして下さい。
15日~16日頃は貴重な晴れ 4月中旬並みの所も その後は寒の戻り
このあと週末にかけては、15日~16日を中心に晴れるでしょう。最高気温は4月中旬並みで春本番の陽気となる所もある見込みです。北陸新幹線の「金沢~敦賀」間が延伸・開業される16日も日差しが届くでしょう。ただ、空気が乾燥しますので火の取り扱いには十分注意して下さい。その後は、低気圧や前線が本州付近を通過、18日頃は、本州付近は再び西高東低の気圧配置となる見込みです。北陸東部(新潟)を中心に平地でも降雪の目安となる寒気の南下が予想され、18日の最高気温は17日より10度くらい低く急降下する所がありそうです。体調管理には十分注意して下さい。
外出時の花粉対策
花粉が飛びやすい条件は、「晴れて気温が高い日」「空気が乾燥して風が強い日」「雨上がりの翌日や気温の高い日が2~3日続いた後」等とされています。このあと週末の17日頃にかけては、花粉の飛散量が増えていくでしょう。外出の際は、「衣類への花粉の付着を極力抑える」「メガネやマスク等を着用する」等の対策をしっかり行いましょう。
19日頃から 十年に一度レベルの低温予想
新潟地方気象台からは、19日頃からかなりの低温が予想されるとして、「低温に関する早期天候情報」が発表されています。早期天候情報は、その時期としては十年に一度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。北陸地方では、19日頃から西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため、気温が低い日が多く、かなり低くなる可能性があります。2週間天気予報のお天気マークを見ると、19日~21日頃にかけて、再び広い範囲で雪マークとなっています。ノーマルタイヤへの交換はもう少し後回しにする方が良さそうです。また、この傾向が長引くと、桜の開花への影響も懸念されます。20日は春分の日となり、本格的な春の到来が期待されますが、平地でもまだ雪の降る日はありそうです。体調管理や農作物の管理等に十分注意してください。