ウェルスナビは2月1日、「新NISAに関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月12日～13日、投資意向のある20代～50代の投資未経験者1,128人を対象にインターネットで行われた。
「新NISA開始に伴い『投資』に関する行動を変えましたか、あるいは概ね今後1カ月以内に変える予定がありますか?」と質問したところ、49.7%が「行動を起こしていない」ことが明らかに。
一方、行動した人の中で多かった回答は、「資産運用やNISAに関して情報収集をした」(34.5%)や「資産運用について家族や友人に相談した」(20.8%)。実際に「証券口座を開いた」人は7.7%にとどまった。
続いて、「新NISA制度について、利用するうえで難しいと感じる点はありますか?」と尋ねたところ、「NISA制度そのもの」(58.0%)が最も多く、制度自体の理解に苦慮している方が多い結果に。次いで「投資する商品の選び方」(56.1%)、「投資する額の決め方」(47.9%)と続き、新NISAの利用を始めるまでに多くのハードルを感じている様子が伺えた。
最後に、「新NISAをどのように使いたいですか?」と聞くと、「将来のためにコツコツ運用したい」(72.7%)、「自分のライフプランにあった形で運用したい」(56.7%)、「NISAを始めることで経済を勉強したい」(34.7%)と続いた。