免許更新手続き、事前予約が8割 千葉県警「混雑解消や時間短縮に効果」 キャッシュレス決済も導入

昨年12月から始まった運転免許更新手続きの事前予約制度で、千葉県警は1月末までに運転免許センターで更新した人の約8割が事前予約していたと発表した。県警は事前予約や更新手数料納付にキャッシュレス決済を導入するなどし更新手続き短縮を図っていて、担当者は「混雑解消や時間短縮につながっている」と話す。
事前予約は、誕生日の40日前までに発送される免許更新の通知はがきにあるQRコードをスマートフォンなどで読み取り、ウェブサイトで希望日時(土曜日は閉庁日)を選択する。
県警運転免許課によると、昨年12月10日~1月末の千葉運転免許センターと流山運転免許センターの更新者数は、予約を必要としない高齢者講習の受講者を除くと8万8041人で、このうち事前予約した人は約8割だった。
予約枠は日曜日はほとんど埋まるが、平日は9割前後と空きがある。平日の曜日別更新者数の平均は、多い曜日と少ない曜日で134人差だった。前年同期比は470人差で、特定の曜日に集中していた更新者数が均等化する傾向にあるという。
免許の更新は予約なしでもできるが、担当者は「混雑緩和のためにも事前予約をしてほしい」と呼びかけた。

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