玄関前で棒立ちしている配達員 理由に「知らなかった」「そうなの!?」

通販サイトなどを通して宅配便を利用する際、当たり前のように受け取り日時の指定をすることができる現代。
あからじめ受け取り可能な日時を決めることで、再配達を減らすことができるため、双方にメリットがある『Win-Win』の仕組みといえます。
しかし、この便利な仕組みを成立させるためには、配達員側がさまざまな努力をしてくれているようです。
自身も長年配達員として働いた経験があり、宅配便にまつわる漫画を公開している、ゆきたこーすけさん。宅配便利用者から寄せられた、実体験を描きました。
この日届くはずの荷物を、自宅で待っていた男性。指定した時間が近付いてくる中、ふと外に目をやると…。
出典:運び屋ゆきたの漫画な日常
出典:運び屋ゆきたの漫画な日常
男性の目に飛び込んできたのは、家の前でじっと立っている配達員の姿!
道に迷っているわけでも、困りごとがあるわけでもありません。そう、配達員は指定された時間が来るまで、律儀に待っていたのです!
毎日多くの荷物を運んでおり、多忙な配達員。仕事の効率化のためにも、利用者としては「早く着いたなら、インターホンを押してくれてもいいのに」と思ってしまいますよね。
しかし配達員としては、そうはいかない模様。電子サインなどを採用している場合、システム上、指定時間より早く渡してしまうと不都合なこともあるようです。
便利な時間指定システムの『裏側の事情』に、利用者からは驚く声も上がっています。
・そんな事情があるだなんて、知らなかった…。デジタル化もいいことだけではないんですね。
・利用者側が「いいよ」っていっているなら、それで問題ない気がするけどなあ…。難しい。
・そうだったのか。早く来て不在だったら困るけど、在宅中なら別にいいのにね。
本来、業務のデジタル化は効率的に進めることを目的としているはず。
今後こういった点が改善され、配達員と利用者がより『Win-Win』な関係性を築くことができるといいですよね。
[文・構成/grape編集部]

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