医師の確保に向けて、新潟県が臨床研修医を対象に開いてきた研修の発表会が9日、行われました。
「イノベーター育成臨床研修コース」は県内の病院に勤める研修医がマネジメントなどを学ぶ県独自の取り組みです。
医師の卵とも言える臨床研修医に、キャリアの初期段階から新潟に入ってもらうことを目的としています。
9日は1期生11人が成果を発表。
「医師の働き方改革」をテーマに挙げたチームは、外来業務でスタッフの役割分担を明確化したことなどにより、診察1回あたり20秒の時間短縮を実現したと発表しました。
【魚沼基幹病院 研修医 木村真依さん】
「医療現場にある課題や、後の新潟をどのように良くしていくかということを常に考え続けながら、医師として働いていきたい」
この取り組みは来年度以降も続きます。