ウクライナ軍が「驚くべき新兵器」投入!! ロシア黒海艦隊にさらなる脅威与える「ただの自爆ドローンではない」

猛威を振るう水上ドローンの新型!
ウクライナ保安庁は2024年3月6日、海上ドローン「シー・ベイビー」の改良型の映像を公開しました。
ウクライナ軍が「驚くべき新兵器」投入!! ロシア黒海艦隊にさ…の画像はこちら >>2022年11月から投入されている旧タイプの「シー・ベイビー」(画像:ウクライナ政府)。
同水上ドローンは、2022年2月にロシアによる侵攻が始まったことを受け、同年11月に創設されたウクライナ海軍無人機艦隊(海上ドローン部隊)が使用しているドローンのひとつです。
政府運営の支援サイトである「UNITED24」によると、これまでに「シー・ベイビー」は、ロシア海軍黒海艦隊の旗艦であるフリゲート「アドミラル・マカロフ」や掃海艦「イワン・グルベツ」、クリミア橋の攻撃などに使用したとのことです。
2024年型の「シー・ベイビー」は、航続距離と爆発物の搭載量が大幅に強化されているとのことで、1000km以上の航続距離、約1トンの爆発物搭載が可能とのことです。さらに速度も爆発物を満載した状態で90km/hまで出せるようです。 さらに、ただの自爆ドローンとしての運用以外にも、ロケット弾などの兵器搭載も可能とのことで、攻撃や偵察を行うこともできます。また、それに対応するため、操作性や通信システムも改善しているとのことです。なお、公開された試作型の「シー・ベイビー」は2月にウクライナが激戦の末に撤退した「アウディーイウカ」の名が冠されています。
なお、同海上ドローン部隊は、「シー・ベイビー」以外にも水上ドローンを駆使し、創設直後からロシア黒海艦隊に損害を与えており、タランタルIII型コルベット「イワノヴェツ」、ロプーチャ級揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」、哨戒艦「セルゲイ・コトフ」を撃沈するなどの戦果を上げています。

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