マクドナルドは3月6日、毎年恒例の「てりたま」シリーズを発売しました。「てりたまバーガー」「チーズてりたま」「てりたまマフィン」の定番商品に加えて、期間限定の新作「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」、春らしいドリンクの「マックフィズ いちごヨーグルト」などをラインナップしています。
「え、もうてりたまの季節!?」なんてびっくりした人もおられるかもしれません。そうなんですよ。あれからもう1年経ってしまいました…。今回はいつもの実食レビューと趣向を変えまして、新作「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」VS定番「てりたまバーガー」の“仁義なき比較レビュー”をしていこうかと思います。うまいのはどっちだー!?
○スペックを比べていくぞ
まずは、価格やカロリーなどを簡単に比較していきましょう。
新作「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」は、「あおさ」と「バター」で味付けしたポテトフィリングとベーコンをてりたまに挟んだバーガー。価格は単品で490円から、セットだと790円からです。定番「てりたま」が単品440円、セットで740円からですから、新作のほうが50円ほど高いことになります。
カロリーは、新作「のりじゃが」が556kcal。通常の「てりたま」が566kcalですから……? おおっと、新作のほうがカロリーが低いということになります。これ、実は珍しい現象かもしれません。たいていの場合は、新作のほうが具材マシマシですから高くなりがちなんですよね。
新作のバンズをめくってみましょうか。うわーっ! 見てください。タマゴの上に、「のり塩じゃがバターフィリング」がたっぷりとオンしていますね。ちなみに「フィリング」は「具材」というような意味なのだそうです。角切りされたポテトが視認できるサイズで、ベーコンも存在感がありますねえ。早く食べたい…。
ぱっと見、両者のサイズ感はほぼ同じ。外からではフィリングがあまり見えないので、違いはベーコンぐらいでしょうか。ただ、香りをかいでみると、新作はほのかに海苔の香りがしますね～。いいぞいいぞ。
○実食!
では、早速食べ比べてみましょう。まずは新作から。……おおおっ、こ、これは率直にいえば「ポテトスナック菓子」の「のり塩味」っぽい風味です!!!! ポテトの存在や塩みもしっかり感じられますが、「のり」の風味は控えめで、てりやきソースとのマリアージュを重視している印象です。おいしいおいしい。
続いて定番「てりたまバーガー」を食べますと……うはー、これはいつもの「てりたま」ですね。新作と比べて食べると、味がぜんぜん違う。「てりたまバーガー」は、「タマゴ! てりやき! グワハハハ!」と猪突猛進してくるような分かりやすさを感じます。このシンプルな味付けが、長く愛される秘訣かもしれません。
○「マックフィズ いちごヨーグルト」
さて、今回の企画は、新作VS定番の“仁義なきサイド・バイ・サイド比較レビュー”なのですが、結論に至る前に限定ドリンク「マックフィズ いちごヨーグルト」もいっておきましょう。
こちらは「いちご」＆「ヨーグルト」味の炭酸飲料で、価格は単品で270円から。バリューセットにすれば＋50円、コンビにすれば＋70円で選択できます。単品だといい値段しちゃうので、セットかコンビにしたくなりますね。ちなみに果汁は1％です。
飲んでみますと……あ、さわやか! いちごのほんのりした甘さに、ヨーグルトのさっぱり感が合います。季節が暖かくなったら公園なんかで飲んだら美味しそうだなーと想像してしまいました。ちなみに上にソフトクリームを乗せる「マックフロート いちごヨーグルト」は、セットなら＋70円で選択できるので、お得感を考えるととそちらもありかもしれません。
○筆者のジャッジは?
さて、それではいよいよ、新作VS定番どちらを食べるべきか、ジャッジのお時間です!
筆者は……新作の「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」に軍配を上げたいと思います。「のり塩味」にピンときた人は食べておいて損なし。カロリーが定番より低めな点も好印象です。
ただ、定番「てりたまバーガー」も、食べ逃がすと、次に食べられるのは1年後。そう考えると…マクドナルドに2回行くなりしてどちらも食べておくのが正解かもしれません。
増田 ますだ ネットニュースのライター・編集者。上手すぎるイラストで日々感じたことやできごとをインスタグラムで漫画にしています。 この著者の記事一覧はこちら