投資へのイメージ、始めてみたら意外と「リスク小さい」「預金より有利」- 利益は?

アドバンは2月27日、「投資」に関する調査結果を発表した。調査は2月8日~15日、現在、投資(株式/投資信託/FX)を行っている20歳以上の男女592名を対象にインターネットで行われた。

「投資は少額で始められると思いますか?」と質問したところ、開始前は60.8%が「非常に当てはまる/当てはまる」と回答したのに対し、開始後は75.2%と大きく増加。

投資方法別に見ても、「株式」(開始前46.5%→開始後67.2%)、「投資信託」(同63.1%→ 77.8%)、「FX」(同73.0%→ 80.6%)と、いずれの投資方法でも、開始後に「少額で始められる」と考えている人の割合が増加した。

続いて、「投資は短期間で利益を出しやすいと思いますか?」と尋ねたところ、「非常に当てはまる/当てはまる」と回答した人の割合は、開始前(42.6%)、開始後(42.4%)ともに4割強で同水準に。

投資方法別にみると、開始前後に関わらず、「FX」(71.9%)、「株式」(33.3%)、「投資信託」(22.7%)の順に、短期間で利益を出しやすいというイメージが強いことがわかった。

次に、「投資はリスクが小さいと思いますか?」と聞いたところ、「非常に当てはまる/当てはまる」と回答した人は、開始前34.8%から開始後37.0%に増加。「全く当てはまらない」に関しては、開始後(11.0%)は、開始前(16.7%)の3分の2を下回る水準に。実際に投資に取り組むことで、投資に対する過度な恐怖心は薄れる傾向にあるよう。

この結果を投資方法別に見てみると、「投資信託」は、投資の開始前後に関わらず最もリスクが小さく安全な投資と考えられていることが明らかに。また、いずれの投資方法でも、開始前よりも開始後の方が、「リスクは小さい」と考える人が増加し、「リスクが大きい」と考える人が減少した。

続いて、「投資は預金よりも有利だといますか?」と尋ねたところ、開始前は58.8%が「非常に当てはまる/当てはまる」と回答したのに対し、開始後は62.3%と3.5%増加。

投資方法別に見ても、いずれの投資においても、「預金よりも有利」と考える人が「預金よりも不利」と考える人よりも、圧倒的に多いという結果に。また、株式/投資信託では開始後に「預金よりも非常に有利」と考える人が大きく増えており、それぞれ4.0%/4.5%の増加となった。

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