2日に沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで行われたサッカーJ3のFC琉球のホーム開幕戦。先制された後に2点を返して逆転し、スタジアムは大歓声に包まれた。だが終了直前、相手選手にヘディングを決められて引き分けに。最後まで声援を送り続けたサポーターは「ハラハラドキドキした。次の試合はやってくれる」とホーム白星を期待した。
開幕戦は4957人が結集。琉球と沖縄市がコラボレーションした市制50周年オリジナルシャツの無料配布もあった。ゆたかSCでプレーする豊見城市立ゆたか小2年の知念良樹さんと比嘉亮介さんは「トラップとパス回しがうま過ぎる。将来はプロになりたい」と口をそろえた。
後半41分にFW白井陽斗が逆転ゴールを決めると、熱気は最高潮に。だがロスタイムに追い付かれ、歓声はため息に変わった。サポーターの植村卓也さん(31)は「悪く言えば琉球らしいラスト。でも今季は細かいパス回しから崩せている」と上位進出を期待した。
FC琉球カーサ・アレのメンバーで観戦した金城杏菜さん(14)は「引き分けだけどめっちゃ楽しかった。1位目指して頑張ってほしい」とJ3を制した2018シーズンの再来を願った。(運動部・新崎哲史)「ハラハラドキドキ」「めっちゃ楽しかった」 FC琉球ホーム開…の画像はこちら >>