料理の味付けに便利な『めんつゆ』を普段から使っている人も多いでしょう。しかし保存方法を間違えると、めんつゆが腐ってしまうことも。
本記事では、めんつゆの正しい保存方法や傷みの見分け方について見ていきましょう。
めんつゆは保存方法が開封前と開封後で異なります。東京ガスの公式サイトによると、開封前は常温、開封後は冷蔵庫が基本なのだそうです。
・開封前:常温保存。製品に記載された賞味期限は開封前のもの。
・開封後:冷蔵保存が基本。商品にもよるが、賞味期限は3日から1~3週間。
開封前の賞味期限は密閉されているため長いですが、開封後は短めです。開封後の賞味期限の目安を書いている商品も多いため、開封する前に確認してみてください。
まためんつゆのタイプによっても開封後の賞味期限が変わるそうです。
希釈して使用する濃縮タイプのめんつゆは塩分が高いので、そのまま使えるストレートタイプのめんつゆよりも、賞味期間が長めだそう。たとえば、ストレートタイプは3日程度、2倍濃縮は1~2週間程度、3倍濃縮は3週間程度というように、濃度が高いほうが賞味期限が長めです。
東京ガス公式『ウチコト』 ーより引用
保存期間内に使い切れない場合は、以下の保存方法を試してみるとよいでしょう。
・製氷機で小分けにして冷凍保存
・チャック付きの密閉袋やペットボトルで冷凍保存
特に製氷機で保存しておけば、使いたい時に使いたいぶんだけ使えて便利です。
一度開封すると、保存状態によってはめんつゆが傷んでしまうことがあります。使える状態かどうかを判断するために、以下の点をチェックしてください。
・味や香りがいつもと違う
・酸味を感じる
・濁っている
・浮遊物がある
・膜が張っている など
どれも「いつものめんつゆと違う」と判断しやすいサインです。味をチェックする時、少しでも「違う」と感じたら飲み込まないように気を付けてください。
めんつゆの正しい保存方法を知っていれば、めんつゆを傷めることなく使い切れます。本記事を参考にして正しく保存しましょう。
[文・構成/grape編集部]