鮮やかな緑が印象的なホウレンソウは、栄養豊富な野菜です。子供や家族に、できればこまめに摂取してほしい食材ですが、少量ずつ調理するのは手間がかかってしまいます。このような場合には、ぜひホウレンソウの冷凍保存に挑戦してみてください。
冷凍するメリットやコツについて、食費用保存容器メーカーiwakiの公式サイトより情報を紹介します。
冷蔵庫に入れておくと、3~4日ほどでしなしなになってしまうホウレンソウ。「さまざまな料理に使いたいけれど、日持ちしないために購入しづらい」と感じている人も多いのではないでしょうか。
冷凍保存しておけば、1か月程度はおいしく食べられます。一度に大量購入して冷凍保存しておけば、「毎日の調理のたびに少量ずつ取り出して使う」といったことも可能に。「今日のメニューは彩りが…」といった場面でも、手軽に緑をプラスできるでしょう。
野菜を冷凍保存する際に気になるのが、栄養面への影響ですが、ホウレンソウについてiwaki公式サイトでは以下のように説明しています。
冷凍しても栄養はあまり変わらないとされているので、おいしさや栄養を損なわずに長期間保存したい場合は、冷凍保存を活用するのがおすすめです。そのまま保存した場合と比べて、味や栄養が完全に変わらないわけではありませんが、使い切れずにダメにするリスクは減らせます。
iwaki公式サイト ーより引用
冷蔵庫で無駄にしてしまうくらいなら、ぜひ冷凍保存も積極的に活用してみてください。
iwaki公式サイトによると、ホウレンソウの冷凍保存方法には2つの種類があるそうです。どのような料理に使いたいのか、事前にある程度考えたうえで、どちらか一方を選択してみてください。
【生のまま冷凍する方法】
1.ホウレンソウを洗い、根元の土や全体の汚れを落とす
2.水気をしっかりと拭き取り、食べやすい大きさ(4㎝程度)にざく切りにする
3.小分けにしてラップで包み、保存容器に入れて保存する
iwaki公式サイト ーより引用
生のまま冷凍するなら、小分けが必須。特に葉っぱ部分は、冷凍すると砕けてボロボロになってしまいがちなので注意しましょう。生のまま冷凍しておけば、サラダにも使用可能です。普通に保存したホウレンソウと同じように使えます。
【ゆでてから冷凍する方法】
1.ホウレンソウを洗い、根元の土や全体の汚れを落とす
2.ホウレンソウを硬めに塩ゆでする
3.ゆで上がったホウレンソウを氷水に浸け、色止めを行う
4.水気をしっかりと切ってから、食べやすい大きさに切る
5.小分けにラップで包み、保存容器に入れて保存する
iwaki公式サイト ーより引用
ゆでてから冷凍する場合、冷凍庫内のスペースを節約できるというメリットがあります。解凍後の調理時間も短くできるでしょう。ゆでる際のお湯には、1に対して小さじ1杯の塩を加えてくださいね。
ゆでて冷凍しておいたホウレンソウをめんつゆに浸けて解凍すれば、あっという間におひたしの完成です。冷凍ホウレンソウがあれば、日々の食卓に手軽に野菜をプラスできるのではないでしょうか。ぜひ挑戦してみてください。
[文・構成/grape編集部]