東京23区で初めて公式インスタグラムのフォロワー数1万人を突破した墨田区が「写真でつながる墨田区 フォトコンテスト2023表彰式」を29日に開催し、作品応募数1675枚のなかから最優秀賞作品など計10作品を選定した。
このフォトコンテストはシティプロモーションの一環で、写真を通して地域への愛着を深め、魅力再発見を目指して19年度から行っており、今年度で5回目。今年は「すみだの象徴」「すみだの四季」「伝統文化と職人のまち、すみだ」「すみだって、懐かしくて新しい」の4部門で募集を行い、各部門の最優秀賞・優秀賞1作品ずつと、特別賞2作品の合計10点が入賞作品として選ばれた。
「すみだの象徴」部門では、最優秀賞にsorayuka7055さん撮影の作品「スカイツリーと朝焼け」、優秀賞にはyoshi(cameraife)さんがすみだ水族館の小笠原大水槽で「子どもが手を伸ばしていたところに魚が横切ったタイミングでシャッターを切りました」という作品「おいでよ」が選ばれた。このほか「すみだって、懐かしくて新しい」部門では、区庁舎横に鎮座する生誕200周年を迎えた勝海舟の銅像とスカイツリーを絡めた凛さん撮影の作品「時代を超えたコラボ」などが選定された。
受賞した10人は区公認フォトグラファー『すみだカメラ部10選』に認定され、区内で撮影した写真を区公式インスタグラム等から発信できるほか、東京スカイツリー展望デッキ入場券のほか、すみだ水族館や北斎美術館の年間パスポート、うまい棒などの区内協賛企業・団体からの提供賞品が贈られた。
なお、受賞作品は本フォトコンテストの特設サイトで公開。今後も区公式インスタグラムで今回の受賞者「すみだカメラ部10選」や区職員が撮影した写真作品を通して区の魅力を発信していく。