障害ある人へ活躍の場を!廃材生かした“春”のアート制作 作品展に向け準備進む【新潟】

3月、新潟市で障害がある人の就労を支援する施設の利用者によるアート展が開かれます。テーマは「春」。使われなくなった廃材などを豊かな発想で生まれ変わらせる、その作品作りが進んでいます。

障害がある人たちの就労支援を行う新潟市の「フジライフサポート」。

現在行われているのは、3月に新潟市中央区の新潟市美術館で開かれるアート展の準備です。

【桶屋美圭アナウンサー】
「こちらの作品、発砲スチロールや粘土・新聞紙などを使って色鮮やかに春を表現しています」

去年に続き、2回目の開催となるアート展のテーマは「私たちが選ぶ春」。

会場には、施設の利用者たちが使われなくなった廃材などを活用して作った作品70点以上が並ぶ予定です。

【フジライフサポートサービス管理責任者 松田貴子さん】
「障害のある方々は、個々の特性がもちろんあるが、この特性の部分がとても素晴らしい。特にデザイン・アートについては色んなものがある」

普段の作業以外にも障害がある利用者の活躍の場を作ろうと企画された作品展。配布するチラシも利用者たちが制作し、アート展への思いを詰め込んでいました。

【施設の利用者】
「A1サイズで飾られる大きな絵もある。立体物は本当に手が込んでいるので、見てもらえるとうれしい」

【フジライフサポートサービス管理責任者 松田貴子さん】
「とても前向きになる作品がたくさんあると思う。ぜひ見ていただきたい」

個性豊かな作品が並ぶアート展は3月15日と16日に新潟市美術館で開かれます。

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