Shopee Japanは2月22日、「越境ECマーケティングに関する実態調査」の結果を発表した。同調査は2月2日~6日、越境EC事業を行っている企業のマーケティング担当者110名を対象に、インターネットで実施した。
勤め先の越境EC事業で、現在実施しているWebマーケティング施策は何か尋ねたところ、「SNSマーケティング」(60.9%)が最も多く、「検索エンジン最適化(SEO対策)」(55.5%)、「検索広告」(50.0%)と続いた。
実施しているWebマーケティング施策に、十分な費用対効果を感じているか聞くと、75.5%が「かなり感じている」「やや感じている」と答えた。
十分な費用対効果を感じていると回答した人に、実施しているWebマーケティング施策は、どのように運用しているか尋ねると、58.8%が「内製化と外注をハイブリッドで行っており、内製化している施策の方が多い」、25.0%が「全て内製化している」と答えた。
Webマーケティング施策の費用対効果を向上させるために、重要だと思うことを聞くと「複数のオンラインチャネルを組み合わせて運用する」(61.3%)が最も多く、「顧客フィードバックを活用する」(58.8%)が続いた。
費用対効果を感じていないと回答した人に、越境ECにおけるマーケティングに関して、課題に感じていることを尋ねると、「施策を実施した結果が分かりにくい」(53.8%)という回答が最も多かった。次いで、「マーケティング戦略の設計が難しい」(50.0%)、「文化的・言語的な障壁があり、クリエイティブやコンテンツの作成が難しい」(50.0%)となっている。