東京・西参道に、おしゃれ過ぎる公衆トイレがあるのをご存知でしょうか? パッと見、トイレとは思えない美しいデザインに、海外からも注目が集まっています。
今回は、マイナビ学生の窓口に所属するZ世代の大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します!
○公衆トイレは、みんなのための器・泉
真っ白で丸みを帯びた外観の公衆トイレ、なんとも美しいデザインですね。
こちらの公衆トイレを手掛けたのは、建築家・藤本壮介氏。「公衆トイレは都市の中の水場、街の泉であるといえるのではないでしょうか」と話す藤本氏は、さまざまな目的を持った多様な人々に開かれた“公共の水場”としての手洗い空間を提案。『みんなのための、ひとつの器(うつわ)』をテーマに、この「西参道公衆トイレ」をデザインされたそうです。
中央が大きく凹んだこの形は、様々な高さの手洗い場をひとつの形に内包したもので、車いすの方から子ども、大人まで使いやすい仕様に。水を囲んで人々が集う場所として、新しい公共空間のあり方を提案しているという。
また、外壁の曲線は“器”をイメージ。トイレ内部も白一色で統一されており、清潔感溢れる公衆トイレとなっています。
なお、「西参道公衆トイレ」と同様にデザイン性の高い公衆トイレが、渋谷区には17カ所存在するのだとか。世界で活躍する16人のクリエイターによってデザインされた公衆トイレは、どれも個性的で、気持ちよく利用することのできるおしゃれなトイレ。SNSでは、「Loveeeeee」「looks really cool!」「Great design!」といった称賛の声が多数寄せられ、海外でも話題になっています。
渋谷区で見かけたら、ぜひ、立ち寄ってみてください。全17カ所コンプリートを目指してみるのも、面白そうですね!
トレンドリサーチャー: 蒲生杏奈
文:CHIGAKO
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部