部屋中の空気をきれいにしてくれる空気清浄機。空気清浄機の機能を最大限に活かすには、こまめなお手入れが必須です。
本記事では、家電メーカーの『Haier』が公式サイトで解説している、空気清浄機の掃除頻度や掃除方法について解説します。
※写真はイメージ
Haierによると、空気清浄機のフィルター掃除は2週間に1回を目安に行うのがよいそうです。
使用頻度や環境にもよりますが、一般的に空気清浄機のフィルター掃除は2週間に1回がベスト。
汚れを放置したまま使用すると、ニオイが発生したり空気をきれいにする能力が低下して余計な電力がかかったりするだけではなく、故障の原因にもなってしまいます。
最低でも月に1回は掃除を行いましょう。
Haier公式 ーより引用
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空気清浄機にはさまざまなフィルターが付いています。各フィルターの掃除方法は以下の通りです。
1.本体からフィルターを取り外し、掃除機でほこりを吸い取ります。
2.フィルターを水洗いし、よくすすいでください。
3.直射日光が当たらない場所で陰干しします。
4.完全に乾いたらフィルターを本体に戻しましょう。
プレフィルターを掃除する際は、以下のポイントを押さえてください。
格子の間の汚れを落とすときは、柔らかいブラシを使います。
綿棒や硬いブラシは破損の原因になるので、使わないようにしてください。
汚れがひどい時は、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯か水で約10分間つけ置き洗いをしましょう。
Haier公式 ーより引用
1.フィルターを本体から取り外して、付着しているほこりを掃除機で吸います。
2.ニオイが気になる場合は、風通しのよい日陰で乾かしてください。
なお脱臭フィルターの天日干しは、脱臭機能がなくなってしまうので避けましょう。
使用している空気清浄機に加湿機能がある場合は、加湿フィルターのお手入れも欠かせません。
汚れの種類に合わせて掃除をするのがポイントです。
カビやぬめりには重曹
水洗いが可能な加湿フィルターにもしカビやぬめりがある場合、カビやぬめりは酸性なのでアルカリ性の重曹を使用するのがおすすめ。
やり方はとても簡単で大きめな桶やバケツに重曹をぬるま湯に溶かした溶液を作り、そこに汚れたフィルターを1時間ほどつけ置きした後、洗い流すだけです。
すすぎが不十分だと、ニオイや変形の原因になるため、重曹水につけ置き洗いの後は十分にすすいで下さい。
水垢にはクエン酸
水垢が気になるときはクエン酸の出番です。
ぬるま湯にクエン酸を溶かし、1時間程度つけ置きしてから、歯ブラシやスポンジでこすり洗いをしましょう。洗った後はしっかりと水ですすいでくださいね。
Haier公式 ーより引用
空気清浄機の効果を十分に発揮するためにも、定期的なフィルター掃除が大切です。
なお本記事で紹介しているのはあくまで一般的な掃除方法で、すべての空気清浄機に対応しているわけではありません。種類やメーカーによっては試せない場合があるので、必ず使用している空気清浄機の説明書を読んだ上で掃除をしてください。
[文・構成/grape編集部]