ブラジル人姉妹殺人放火 ペルー国籍の男に無期懲役の判決 愛知・半田市

9年前、愛知県半田市でブラジル人の姉妹を殺害した罪などに問われている男について、名古屋地裁は無期懲役の判決を言い渡しました。
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判決などによりますと、ペルー国籍のラ・ロサ・ビテ・エドガルド・アントニー被告37歳は、2015年、半田市の県営住宅の一室で、かつて事実婚の関係にあったブラジル国籍のアマリリア・マルヤマ・キンベルリ・アケミさんとその姉のミシェリさんの首を絞めて殺害し、部屋に火を放った殺人や現住建造物等放火などの罪に問われています。
CBC
これまでの裁判で、検察側は「重大性を鑑みれば死刑もやむを得ないが、計画性はない」として無期懲役を求刑。一方、弁護側は、「他に犯人がいる可能性もある」としたほか、「被告が犯人だった場合も心神喪失または耗弱による犯行」として無罪を主張していました。
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27日、名古屋地裁の吉田智宏裁判長は「被告が一連の犯人であると合理的な疑いなく認められる。心神喪失の状態にはなく、殺意は強固で、他の住人にも被害が及びかねない危険性が高かった」としてアントニー被告に無期懲役の判決を言い渡しました。

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