宝くじで夫婦それぞれ3000万円の大当たり 夫は「42年間勤めた職を辞めました」

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宝くじを買う人のなかには、一攫千金を夢見る人も多数いるだろう。そんな人たちが心底羨む話題を、イギリスの『BBC』やアメリカの『Entrepreneur』が報じている。

イギリス・ニューキャッスル在住のトム・ヘドリーさん(68)とクリスティンさん(68)という夫妻が、このたびふたり揃って宝くじで高額当選を果たした。
夫妻は、月額13ドル(約2,000円)で毎日の抽選に自動的に参加できる宝くじ「People’s Postcode Lottery」に加入していた。このサブスクリプション式の宝くじで集まった資金はさまざまな慈善団体へ寄付されており、当選者には現金で支払われる。
同団体のウェブサイトによると、このシステムにより数年間で12億9,000万ドル以上(約2,000億円)を集めたという。

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夫妻は8日に1通の郵便物を受け取り、それが宝くじの当選を知らせる通知だったという。配当金はそれぞれ21万ドル(約3,100万円)で、合わせて42万ドル(約6,200万円)にもなったそうだ。
42年間にわたり大型トラックの運転手として働いてきたトムさんは、すぐに会社に電話をかけて辞職を申し出た。「今までずっと働き詰めでした」「そろそろ仕事を辞め、老後をのんびり過ごす時がきたのでしょう」と語っている。

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またクリスティンさんはメディアの取材に対し、「信じられませんでした。いまだに毎朝起きると、夢だったのではと思うんです」と明かしている。
当選が発覚した時は「静かにのんびりと老後を暮らせるのだと知り、思わず泣いてしまった」といい、数ヶ月間はふたりでゆったり過ごす予定だそうだ。
配当金は、8月に計画しているスコットランドのピットクロリーでの休暇と、自宅のリノベーション、他に2人の子供と4人の孫たち、さらにもうすぐ生まれるひ孫への援助に使うつもりだという。

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このビッグニュースに、世間の人々からは「ふたりとも高齢だし、長年働いてきた分ゆっくりしてほしい」「神様からのギフトだね!」といった祝福の声が殺到した。
また「意外とあっという間に使い切ってしまいそう」「安心して使っていたら、すぐに仕事を見つけないといけなくなるかもね」など、慎重に使うよう注意を促す人もいる。

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