麺や野菜をゆでた後に残る大量のお湯。いつも捨てている人が多いかもしれませんが、実は意外な活用法がありました。幅広く使えるおトクで便利な使い方を、大阪ガスが公式サイトで教えてくれています。
麺や野菜のゆで汁を活用すると聞くと、「料理に再利用するのかな?」と考えるかもしれません。ところが大阪ガスの公式サイトでは驚くような活用法が紹介されています。
ゆで汁には、掃除やシミ抜きなど色々な利用方法がありますよ。そのまま流してしまうのはもったいないので、捨てずにとっておきましょう。
大阪ガス ーより引用
まさか掃除やシミ抜きに使えるとは! しかも簡単なふき掃除などではなく、普段はゴシゴシこすったり強い洗剤を使うような掃除にも使えるのだそうです。
パスタやうどんのゆで汁にはデンプンが含まれています。そのデンプンが油分を吸着するため、油汚れを落とす時に使えるのだそう。
例えば、パスタを作るときは、パスタソースの油分がべっとりついたフライパンやお皿などに、ゆで汁をかけてしばらく置いておきましょう。ゆで汁に含まれるデンプンが、油分を吸着してきれいに汚れが落ちますよ。
大阪ガス ーより引用
いつも洗剤と水と一緒につけ置きしていた人も、これなら節約できそうです。節約だけではなく、きれいに油汚れが落ちるのも嬉しいですね。
ジャガイモや枝豆のゆで汁にはサポニンが含まれています。驚くことに、このサポニンは洗剤のようなはたらきをしてくれるのだそう。
排水口にゆで汁をかけ、いらなくなった歯ブラシなどでこすってみてください。ぬめりや黒ずみを簡単に落とせて、熱で殺菌もできるので一石二鳥です。
大阪ガス ーより引用
料理で使ったお湯を排水口掃除に使うという意外な活用法ですが、しっかりとした効果が期待できそうです。殺菌までできるとは心強いですね。
ホウレンソウのゆで汁に含まれるシュウ酸は、なんとシミ抜き剤にも含まれている成分なのだそうです。盲点といえば盲点ですが、知ったら活用したくなるのではないでしょうか。
衣類やじゅうたんなどについたコーヒーや醤油の水性のシミは、冷ましておいたゆで汁につけたあと乾いた布で挟んでたたくと、きれいになります。また、フローリング掃除にもおすすめですよ。冷めたゆで汁をぞうきんにつけて磨くと、床の汚れが落ちるので、ぜひ試してみてください。
大阪ガス ーより引用
「ホウレンソウのゆで汁を生地やフローリングにつけるなんて…」とためらうかもしれませんが、試してみたくなるような意外な活用法です。
意外なほど幅広い家事に活用できる麺や野菜のゆで汁。大量の水を無駄にせず、洗剤も節約できるいいこと尽くめの便利技です。ぜひ一度試してみてください。
[文・構成/grape編集部]