シールに描かれた謎の鳥、その姿にギョッとした 「実在するのか…」ネットで驚きの声

未知のものに出くわした時、人間の反応は様々だ。驚いたり、困惑したり、言葉を失ったりするもの。以前、ネット上ではシールに描かれた「珍しすぎる鳥」が大きな話題を呼んで…。
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今回紹介するのは、文具やキャラクター商品を販売するカミオジャパン公式X(旧:ツイッター)が投稿したポスト。韓国料理やアイドルオタク、富士山など様々なテーマに解説を添えた同社の人気商品「大人の図鑑シール」を紹介している。
【大人の図鑑シール】
見て、使って、ちょっぴりためになる遊びごころ満点のシールシリーズ!
完全新作から人気テーマの続編までニッチなテーマで新作6柄登場です#大人の図鑑 pic.twitter.com/HhkZMQ8r1l
株式会社カミオジャパン (@kamiojapan) January 11, 2024
まって、この鳥は見たことないよ
鳥…???どうなってるの??????? https://t.co/hhznaeegfb pic.twitter.com/bdPe1l6PVd
株式会社カミオジャパン (@kamiojapan) January 11, 2024
その一つである「大人の図鑑シール 鳥編」に関して、「まって、この鳥は見たことないよ」「鳥…??? どうなってるの???????」と、公式が驚きの反応を示したのだ。写真には、ハシビロコウやヒメウズラなどの鳥が描かれているが、その中に「カタカケフウチョウ」という見慣れない鳥の姿が。
黒い身体に青い目のような模様があり、説明文には「オスは99.95%の光を吸収する漆黒の羽をもつ。求愛ダンスが特徴的」という文言が並ぶ。

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未知すぎる鳥の姿は、見た者に衝撃を与えている。ネット上では、「こんな鳥が実在するわけ」「新たなネットミーム誕生の予感」「なんじゃこれは」と驚きの声があがっている。
また、「ググッたら、まんまこれでワロてる」「むしろとても忠実に描かれてることがわかってびっくり」「これが鳥なわけないじゃんって調べたら本当にこういう鳥でウケる」など、件の鳥をネットで検索した人からは納得する声も…。
調べたところ、「カタカケフウチョウ」は「極楽鳥」として知られるフウチョウ科の鳥の一種で、ニューギニア島に生息している。オスが求愛のため、首の周りの漆黒の羽を広げると、シールに描かれたような模様が現れるのだ。
なぜ、これほど珍しい鳥をシールに採用したのか、販売元である株式会社カミオジャパンに取材した。
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カミオジャパンの担当者によれば、過去にも「大人の図鑑」シリーズで鳥類を扱ったことはあるが(17年5月発売、現在は廃盤)、「カタカケフウチョウ」は今回が初登場だという。

レアな鳥を掲載した背景に関して、担当者は、「お客様から鳥テーマのリクエストを度々いただくことがあり、今回再び鳥編を発売することになりました。以前はスタンダードな鳥を多く入れていたのですが、今回は差をつけるため珍しい鳥や色が綺麗な鳥を多く入れることになり、その中の一つがカタカケフウチョウでした」と説明する。
シールに描かれたイラストと実際の鳥の姿が似ていることも話題になった。開発陣一同、リアリティーにこだわったようだ。
担当者からは、「図鑑なので普通の鳥の形がわかるポーズを入れた方がいいのか迷ったのですが、この姿が一番インパクトがあって面白そうなので採用しました。何点も資料を調べて、形が嘘っぽくならないように気をつけて描きました」というコメントが寄せられている。

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「大人の図鑑シール」は17年の発売以来、高い人気を誇り、現在100種類以上展開している。
担当者は、「動物や食べ物など一般的なものから、『筋肉』や『キャンプ』『日本の城』『古代エジプト』など、知る人ぞ知るニッチなテーマ等幅広く発売してきました」「制作にあたってはテーマ内容に詳しい方からご意見を伺ったり、調査をして知識を深めたり、SNSからの情報も集めています」と、同商品の魅力を説明する。
カミオジャパン公式オンラインショップでは、過去発売済みのものから今回話題になった鳥編まで現行品をすべてそろえているそう。「カタカケフウチョウ」だけでなく、他にも未知のものに出会えるかもしれない。

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斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。

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