自動車税の課税で三重県がミス 925人に対し計1400万円あまりを過徴収 税制改正で一部規定を盛り込み忘れる

三重県は一部の自動車税について条例に規定のない課税を行うミスがあり、過徴収となっていた1400万円あまりを返還すると発表しました。

課税ミスがあったのは普通のエンジンよりも出力が大きい、ロータリーエンジンを搭載した自家用車のうち2019年9月30日までに新規登録を受けた車に対する自動車税です。

2019年度の税制改正で自動車税が改正されたことを受けて県は条例を改正しましたが、その際に「ロータリーエンジン車は総排気量の1.5倍をかけた数値を総排気量とみなす」という規定を誤って、盛り込みませんでした。その結果、法的な根拠がないまま925人に対し、合わせて1400万円あまりを徴収してしまったということです。

県はすみやかに過徴収となった額について返還するとしています。また、正しい規定を盛り込んだ条例の改正案を来月末までに議会に提出するとしています。

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