新潟市中央区のNSTギャラリーで2月22日、県工芸会展が始まりました。
45回目となる今年は、フェルトや漆など、身近な材料で作った工芸作品87点が展示されています。
大賞に輝いたのは、陶器でできた家の中に小さな鹿と木がたたずんでいるフジタヨウコさんの「神鹿と木」。
繊細な格子を陶器で表現した技術力の高さがうかがえる作品です。
また、NST賞は花の形が時計の文字盤に似ているトケイソウを藍染めで表現した染織の作品が受賞しました。
【新潟県工芸会 山口納富子さん】
「漆がこんなふうに自由に造形できるんだ、陶器がこんなふうに楽しくできるんだと、身近にある魅力を楽しんでもらいたい」
県工芸会展は2月25日まで開かれています。