スーパーで遭遇したイチゴ、奇妙すぎる形状にギョッとしたが… 「意外な正体」で二度驚く

全国的に気温が上がり、もはや春の訪れが感じられる今日この頃。しかし、明日以降は気温がグッと下がるようなので、体調を崩さないよう注意したい。
さて、春を代表する果物といえばイチゴだが、X上ではスーパー店頭にて発見された「とんでもないイチゴ」が、ネットユーザーに衝撃を与えていたことをご存知だろうか。
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今回注目したいのは、Xユーザー・JK(ジャンカー)さんが投稿した1件のポスト。「バグだろ」とだけ綴られた投稿にはスーパー店頭で見かけるお馴染みの、パックに詰まったイチゴの写真が添えられている。
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イチゴの形状と聞くと、多くの人が「円錐」に似た形を連想することと思うが…こちらのパックには、扇のような形をした「巨大すぎるイチゴ」が確認できたのだ。

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色味やヘタ、表面の「つぶつぶ」はどう見てもイチゴなのだが…それだけに異形さが際立ち、脳がバグりそうになってくる。
記者と同様の衝撃を受けた人はかなり多いようで、件のポストは投稿から数日で6,000件以上ものリポストを記録するほど話題に。Xユーザーからは「規格外扱いにされないところがスゴい」「えっ、これ売り物になるのか」「王者の貫禄を感じる」「戸愚呂100%かよ」など、驚きの声が続出。

一方で「じつはこの形状が一番甘くて美味しい」という、なんとも気になる意見も散見されたのだ。そこで今回は、件の「予想外すぎるイチゴ」の正体を探るべく「全国農業協同組合連合会 福岡県本部」(JA全農ふくれん)に詳しい話を聞いてみることに。
その結果、衝撃の事実が明らかになったのだ…。
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バグだろ pic.twitter.com/yRSV8Ih3mm
JK(ジャンカー) (@i9_15900ks) January 7, 2024
ポスト投稿主・JKさんは、イチゴを発見した際の詳細について「スーパーで見つけました」「周りのイチゴは普通のサイズなのに、このパックのものだけ、私の手のひらほどの大きさがあり、驚きました」と、振り返っている。
そこで、JA全農ふくれんの担当者にこちらのポストを確認してもらい、形状の「レア度」について尋ねてみることに。
すると担当者は「このようなイチゴの発生率は多くはないですが…」と前置きしつつ、「『博多あまおう』では特別珍しいものでもありません」と断言。
続けて「イチゴは先端にいくほど糖度が高く、この形状のイチゴは先端部分が多いこと、果実が大きく着色にかかる成熟日数が長いことから、甘くて美味しいイチゴとなります」と、その意外な正体について説明してくれたのだ。
「人は見かけによらぬもの」とは言うが、この言葉はイチゴにも適用されるようだ。

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「博多あまおう」の故郷は、九州の北東端に位置し、温暖な気候に恵まれた福岡県。

同品種の魅力について、JA全農ふくれん担当者は「他県では生産されていない『博多あまおう』は、福岡県の数ある名産品のなかでも、人気が高い逸品です。赤くて光沢の良い見た目の良さはもちろん、糖度が高い一方で酸味もあり、甘酸っぱさを感じるバランスのとれた食味が魅力です」と、力説している。
「大きくて美味しい」と全国で評判の博多あまおうは、日本国内だけでなく海外でも高い人気を誇り、香港を中心に諸外国へと輸出されているのだ。

現在は更新されているものの、過去には「世界最重量のイチゴ」として、ギネスワールドレコーズに認定された背景もあり、そのサイズ感は人気と同様に「ワールドワイド」であることが窺える。
店頭で「巨大な博多あまおう」を発見した際は、ぜひその美味しさと甘さを確かめてみてほしい。

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