その電話は詐欺です! 杉良太郎、ATM自動検知実証実験「ゆゆしき問題。何としても元を断ちたい」

警察庁特別防犯対策監を務める歌手で俳優の杉良太郎(79)が20日、都内で行われた特殊詐欺防止の啓発イベント「ゆうちょ銀行×警察庁『STOP!ATMでの携帯電話』~AI画像分析を活用した警告表示~」に出席した。
ゆうちょ銀行では昨年5月から最新技術「AI画像分析」を用い、ATMに設置されたデジタルサイネージ(モニター、看板)上から特殊詐欺被害に遭いかけている人たちに警告を行う実証実験をスタート。ATM内で携帯電話の通話動作を検知すると、警告表示、警告音で利用者に知らせる仕組みだ。この度、特別防犯支援官の「w―inds.」の橘慶太(38)が「警告! その電話は詐欺です。今すぐ電話を切って」と注意する動画が新たに制作され、実演された。
杉は「ATMの犯罪がますます増える中、ゆうちょ銀行さんにお願いいたしましてご協力をいただくことになりました。橘慶太の声で注意喚起をいたします。今までやったことのない取り組みでございます。どういった反響があるか期待したいところでございます」とあいさつ。特殊詐欺の手法は常に変化し、巧妙さを増しているが「相当数、増えていましてゆゆしき問題だと思っております。電信・電話、ネット関係のサービスが良くなって便利さが進み、取り締まる方が追い付きません。何としても元を断ちたいという気持ち。官民あげて、地道に一から取り組んでいきたい。ゆうちょ銀行さんの取り組みを高く評価していただき、ますますご協力いただきたい」と力説した。
橘は「ATMでは還付金は戻ってきません。電話でATMの話、お金の話が出たら、詐欺だと思って電話を切ってください」と呼びかけ。「冷静に考えられない心理状態でない方に踏みとどまってもらうためには、強く、シンプルに『詐欺だよ!』と警告することが必要。警告動画で一人でも多くの方の被害を防ぐことができたら」と願った。
実証実験での検知率は85%。さらに確率を上げ、将来的な全国展開を目指す。

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