第5世代戦闘機を独自開発したそうです。
トルコ大統領府は2024年2月21日、独自開発した戦闘機「KAAN（カーン）」が初飛行に成功したと発表しました。
開発したのはTAI（トルコ航空宇宙産業）で、同社では「KAAN」をアメリカ製のF-22「ラプター」やF-35「ライトニングII」、ロシアのSu-57などと同じ、いわゆる第5世代戦闘機に相当するとしています。
飛んだ！ トルコ独自開発のステルス戦闘機「カーン」初飛行に成…の画像はこちら >>初飛行したトルコ国産戦闘機「KAAN」の試作機（画像：トルコ商工会議所）。
機体サイズは全長21m（69フィート）、翼幅14m（46フィート）、全高6m（20フィート）。出力2万9000ポンドのジェットエンジンを2基搭載し、最高速度はマッハ1.8（高度約1万2000m）、実用上昇限度は約1万8330m（5万5000フィート）を計画しているそうです。 なお、愛称の「KAAN」とは、チュルク語を起源とする男性名詞で、「支配者」や「王の中の王」という意味になります。
トルコ大統領府では、第5世代戦闘機を開発・生産できる国は世界に5か国しかなく、同国はそのうちの1角を占めるまでになったとしています。