【千葉魂】高部決意「UNDERLINE」 今季復活と理想の打撃目指す 千葉ロッテ

何か言葉を添えたオリジナルグッズを出したいと昨年11月に球団から要望を受けた高部瑛斗外野手は「UNDER LINE」と力強く口にした。今年に懸ける決意のこもった言葉だった。
「去年、あれだけ落ちて苦しかったけど、これ以上の下はない。上がるだけの意味を込めた『UNDER LINE』です。なんかいい言葉はないかなあと思って探していたら見つかった。ボクにピッタリじゃないかなと思った」と高部。
□ ■ □
一昨年はリーグトップタイの44盗塁、守ってもゴールデングラブ賞を受賞するなど大ブレークをしたが、昨年は1軍の試合に出場できずに終えた。開幕前に右肩甲下筋損傷で離脱。その後も怪我との闘いで9月には第一肋骨切除術を行うなどリハビリの日々を続けた。チームは優勝争いを演じシーズンは2位で終え、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われたクライマックスシリーズファーストステージはホークス相手に劇的勝利を収め沸いている時も2軍の浦和球場で黙々とリハビリに集中する高部の姿があった。
「UNDER LINE」という言葉は現在、美容師を務めている1つ上の兄と話している時に見つけた言葉。同じ東海大甲府高校野球部。ずっと共に野球をしてきた兄が一番、その悔しさを知っていた。よき理解者は弟に「これ以上の下はない。あとは、はい上がるだけ」というエールを込めて、この言葉を伝えた。
□ ■ □
石垣島キャンプでは鋭いスイングを披露。首脳陣に復活をアピールしている。紅白戦、練習試合、オープン戦でも高部らしい打球を披露した。ただ、本人は満足することはない。
「細かいところはまだまだ。もっともっと良くならないといけない所が多い。今は打撃ではタイミングだけを大事に取り組んでいます。ゲームでもしっかりとタイミングをとることを意識して打席に立っています」と話す。そして理想の打撃については「ベストはヒットを打つことなのですけど、イメージ通りに打つこと。詰まらせながら落としたいときはそういう打球、ライナー性の打球を打ちたい時もあれば外野を真っ二つということもある。打球をしっかりとコントロールしていきたい」とまるで求道者のような高みを目指している。
「状態はいいと思います。暖かい沖縄にいるうちに守備にもついていきたい」と高部。プランでは2月中には実戦での守備も解禁し、いよいよ本格的な復活の時を迎える。「UNDER LINE」。あとは上がるだけ。背番号「38」はしっかりと復活への道のりを歩んでいる。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする